お客さまにお伝えしなくていいと思っていること

完全果実の開発ストーリーを説明する機会が増え、紹介ページを作ることにしました。ご興味のある方はご一読ください。

 

完全果実は創案者である私、宮本の過去のヤラカシと、世の中の不思議な流れから生まれました。私は元々インテリアデザイナーです。商業施設士というライセンスを持ち、空間の設計やデザイン、運営面の工夫を通して商業を活性化させることを生業にしていました。

 

二つの出来事

【ひとつ目:2012年】

体調の不調を抱えながらも無理を重ねて様々なプロジェクトに携わっていました。夏頃にどうにもならなくなり、救急車で運ばれ入院となります。急性血液がん(ステージ4B)で医療機関からは「助からない」といわれました。体温は39〜42℃と高温が続き、どうにもなりません。長期入院の末退院となりますが、しゃべることも歩くこともできない状態でした。

 

【ふたつ目:2020年】

新型コロナウイルスが流行し、世界的に移動と人と会うことが制限されました。それまで各地のプロジェクトで年間100泊ほど出張していましたが、ゼロ泊になります。職業的に詰みの状態。
 

かつての私はフルーツとほぼ無縁の生活をしていました。大病を克服できたのは食生活の見直しにあると実感しています。フルーツは単なる嗜好品ではなく、人間が本来摂るべき不可欠な栄養源なのだと実感しました。コロナによる生活環境の急変から、自分が何をするべきなのか見つめ直し、人生の残り時間をフルーツへの恩返しに使おうと考えつきました。

  

日本におけるフルーツの一人あたり消費量は世界基準から著しく少なく、農業の現場では高齢化や後継者不足により、素晴らしい果樹園が次々と姿を消しています。

 

​フルーツは日本の宝であり、自然からの贈り物です。この宝物を丁寧に扱い、必要な方へ丁寧にお届けしたい。その想いから、2022年に完全果実のプロジェクトをはじめました。

 

使用する国産フルーツは、すべて生産者の方々と直接コミュニケーションを取り、直送でお送りいただいてます。また、唯一の輸入素材のバナナは、世界最高品質といわれるエクアドル産を使用しています。(エクアドル大使館のご協力で仕入が叶いました)

 

現在ではプロジェクトの協力者も増え、医師、栄養学の研究者、調理のスペシャリストなどの知見を取り入れながら開発を進めています。また、私たちの取り組みに共感してくださるフルーツ生産者さんとの繋がりも広がりつつあります。お届け先も、日々の体調管理を意識される方から「体調を崩すことが許されない」プロフェッショナルの方々まで多岐にわたります。

 

フルーツの魅力を伝え、未来に繋げる。それが「完全果実」です。商売ではなく、宝物をみんなで磨き上げていく取組みだと思っています。皆さんのお力も必要です。