2026/06/20 12:03
フルーツの加工は、時間との勝負。集中作業が続くため、写真を撮るのを忘れてしまいます。
鹿児島県の指宿(いぶすき)から、15kgのパッションフルーツがファクトリーに届きました。パッションフルーツは独特な構造をしているため、他のフルーツとは加工方法がまったく異なります。昨シーズンも扱っていますが、1年経つと細かな作業工程のディテールは忘れているものです。

(洗浄中)
過去の加工手順は記録があるものの、「機材のセッティングレイアウト」や「使用したスプーンの大きさ」といった細部までは書かれていません。
そのため、今回は3日間かけて、以下のようにプロセスをブラッシュアップしていきました。皮の表面にシワが出て、追熟が進んだ順に加工に入ります。
1日目(手始めに2kg)
「なんとなくこんな感じだったかな」と手探りで作業。その日の夜、さらに効率化できる改良点を考えます。食事中も入浴中も寝る前も考えているので夢にもみます。
2日目(残りの半分を加工)
前日の反省点を修正し、作業性が大幅に向上し作業時間も短縮。さらに最終日に向けた改善点を見出します。
3日目(最終日)
使用する器具を最小限に抑え、最良のセッティングで臨みます。初日と比べると無駄な動きがなくなり、作業効率も向上しました。


指宿産パッションフルーツを使った製品は、「いぶすき秀水園」さん向けのオリジナル仕様となります。ウェルカムドリンクやご宿泊者さまの朝食などで提供される予定です。
◆ いぶすき秀水園
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」
料理部門 40年連続 第1位



