2023/11/30 22:08


少し前に中野瑞樹さんと行ったインスタライブで話したことを文章として残しておきます。


『完全果実』開発の原点は2012年の私のヤラカシです。日頃の不摂生から大病でノックアウトされました。
その頃の私は食生活が全くダメでした。野菜とフルーツを摂ることはほとんどなく、ほぼ外食の毎日。不規則な生活をしていたのでコンビニの軽食も日常的に利用してました。

42度の高熱で震えながら救急車で大学病院に運ばれて、謎の病人として隔離部屋で入院生活がはじまります。闘病記を書くと長文で生々しくなるので今回は端折ります。アッチの世界に行くギリギリのところでなんとか踏み留まった感じです。抗がん剤治療を受けましたが、気持ち悪さを軽減させる技を体得したので、興味のある人は連絡をください。

40代中盤で喋れない歩けないから人生をやり直してます。退院し体調回復のために食生活の改善をはかるのですが、そこでフルーツを食べると身体が喜ぶ感覚を覚えます。弱っている自分は口にしたものが正しいか誤りかのセンサーが敏感に反応してました。

その時の体験で
◯食べた方がいいもの
✕食べない方がいいもの
が明確にわかりました。

そこからフルーツの道を歩みはじめます。複数種類のフルーツが常に家にある状態で、ミカンなどは箱買いするので、フルーツまみれの食生活になって行きます。消費ペースを上げるために、生食からジュースに加工するようになりました。

複数種類のフルーツを混ぜ合わせると単純な足し算ではない、ワンダーランドがあることに気付きます。自宅でのフルーツピューレ(ジュース)作りは1,000回は軽く超えています。恐らく日本で手に入る全ての種類のフルーツを混ぜ合わせて試行錯誤したと思います。いろいろな加工方法を工夫したことが、独特のフルーツ食感が届く『完全果実』の食味に繋がっています。
私にとって実に面白い作業でした。トップ画像はその頃、自宅のキッチンで撮影したものです。

特製フルーツピューレを家族、友人、知人に振る舞うと誰もが驚き、お手伝いしていたフルーツショップで「生フルーツジュース」としてメニュー化すると年間8,000杯の人気メニューになりました。(健康意識の高い女性とそのお子さんのヘビーリピート)

これは専用のファクトリーを立ち上げた方がいいかなと、友人の協力で2022年の暮に始動開始したのが『完全果実』のはじまりです。その頃はまだ名前がないフルーツピューレですが。

つづく