2023/10/06 10:14


完全果実にドリアンは使用しておりません。ドリアンはフルーツの王様といわれますが、臭いともいわれますね。



「一番好きなフルーツはなんですか?」と聞かれることが割りとあり、好きなフルーツだらけなので一番を決めるのは難しいのですが、その時の思いつきで何かを答えてます。そんなわけでいつも同じ答えではありません。

ときどき「ドリアン」と答えることもあります。胸に手を当てて考えると、本当の一番はドリアンなのかも知れないなと思います。


私はフルーツの王様がドリアンといわれることに納得です。唯一無二、圧倒的な旨味を持ったフルーツだと思っています。そして良い状態のドリアンに臭みは全くありません。ドリアンが臭くなることももちろん知ってますが、それは鮮度の悪いものです。日本に輸入されるドリアンは、常温船便輸入だと思うので、私には手を出す勇気がありません。

ドリアンに限らず鮮度劣化したら、どんなフルーツでも悪くなるのは当然です。日本ではそんな状態が評価のスタンダードになっているドリアンの濡れ衣を晴らしていきます。


ドリアンを食べるなら産地に行くことです。そこまでの覚悟がない人はドリアンを語らないでほしいと思います。上記の画像は私がフィリピンのミンダナオ島で撮影しました。(以下も全て私が撮りました)パックされたものは1kgぐらいあり、日本円で100円以下でした。一度に食べ切れない量ですが、常温放置すると異臭が出るので時間勝負なのです。産地では冷蔵庫もなく手洗いも出来ない環境で売られることがほとんど、こんな感じ↓


路上にパラソル、そしてドリアン。


プロレスラーの獣神サンダー・ライガーさんが数年前に引退直前のメディアインタビューで「今、どんな想いですか?」と聞かれ、「ドリアンの産地でフレッシュなものを腹いっぱい食べたい」といってました。自身の引退試合を控えたレジェンドレスラーの解答がドリアンです。天然ボケをかましてますが気持ちはよくわかります。

産地でフレッシュなドリアンを食べたことがない人は、本当のドリアンを知りません。ドリアンがフルーツの王様と呼ばれることに私は全く異議はありません。


ここからはミンダナオ島の写真集。自生したものを勝手に取って売っているのかな?

こちらは卸売的なところから仕入れてますね。企画が整いビニール袋に入ったものもあります。




一番下の画像は木から落ちたてのヤシの実ジュース。これまた激旨。産地でないと楽しめません。