2024/03/26 13:14

「紅麹」を使った健康食品で病気発症し、20人を超える方が入院している報道がありました。


これは食品の色味への警笛なのかなとも思います。紅麹は赤系の着色料としてメジャーなものです。


大手企業が製造し、多くの企業が色味に活用していることからも、消費者が色で購入を意思決定していることがわかります。

食品にまやかしの色は必要ですか?

亜硝酸ナトリウム(発色剤)やタール色素(赤色〇号、黄色〇号のようなもの)は健康被害の恐れがあると明言されています。天然着色料には昆虫由来の着色料も含まれます。(コチニールと表記があれば正体はカイガラムシです)
かき氷のシロップは、いまだに鮮やかな着色がされたものが王道。私には違和感しかない色味の食品が、巷にはあふれています。


完全果実は様々なフルーツの自然の色を混ぜ合わせた色味なので、天然の調和から生まれる色です。人工の色味のような鮮やかさはありませんが、優しい色味です。お客さまからも色味についてご意見を頂くことがあり、概ねポジティブです。作り手としては自然の優しい色味だなと思っています。

ブルーベリー入りは鮮やかな紫色ですが、これも自然の色です。