あまりテレビを見ない人です。テレビの話題には全くついて行けません。

ダイエットポリスさん @armsendai のX（旧Twitter）で2018年11月18日に放送された『林先生が驚く初耳学』で、「酵素ドリンクの酵素は死んでいる」を取り上げた発信がありました。

食べ物への正しい知識がある人でしたら、酵素ドリンクとして売られる商品の酵素が失活(死んでいる)は知っていると思います。活きた酵素を期待して購入している人も多いかも知れませんが、残念ながら死んでいます。

良い印象を与えて宣伝するが、実は微妙な商品というのは割りと多いと感じます。

例えば、

スカッと爽やか的な宣伝をしている有名飲料の主原料は、果糖ぶどう糖液糖と砂糖です。いっときの清涼感の代償に消費者を不健康にする気なのですかね？

生きたまま腸内に届く乳酸菌を売りにする健康イメージの飲料の主原料は、ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳です。健康訴求と使用材料に矛盾を感じてしまいます。

よその企業のことはさておき、『完全果実』は活きているのか？実験してみることにしました。

『林先生が驚く初耳学』と同じやり方で実験してみます。

20gのゼリーを液量30gの左：大手メーカーの果汁100%のミックスジュース(濃縮還元)、右：『完全果実』に漬け、ゼリーの変化をみていきます。

実験開始

左：果汁100%ミックスジュース(濃縮還元)
右：完全果実

4時間経過↓

左は変化なし。右はゼリーが全体的にふやけている印象、液体も酸化してスタート時よりも茶色くなっています。

さらに4時間経過(8時間経過)↓

左は変化なし。右はゼリーのふやけが進んでいます。液体はさらに茶色が濃くなりました。

アップで見ると

左↓全く何も変化を感じません。

右↓開始時はゼリーが盛り上がってましたが、溶けて平らな液面になりました。

という結果となりました。